ラズベリーパイの食べ方
※この記事は苫小牧高専アドベントカレンダー2017 3日目の記事です。
この記事は個人としての発言であり関係組織等のものではありません(念のため書いとく)
どうもサッキーです
苫小牧高専OBで関東でエンジニアやってます。
アドベントカレンダー2日目のさくーん氏とは同期ですが私は新卒1年目です(意味深)
高専時代はロボコンやってたりC#にのめり込んだりRasPiいじってました
英語をもっとやっておけばいま苦労してないと思う・・・
さて、本題へ
皆さんはRaspberryPi(以下RasPi)知ってますか?
昨今IoTが流行ってきてる関係で耳にしたことがある人もいると思います
RasPiは名刺サイズの基板上でARMのCPUが動作してLinuxとかWindowsとか(最近ではAndroid)が動くマイコンです
RasPiの何が凄いのか、まずはその価格です(今回の価格はRS正規代理店KSYを参考にしてます)
モデル名 | RasPi ModelA+ | RasPi Model B | RasPi Model B+ | RasPi2 ModelB | RasPi3 ModelB(JP) | RasPi Zero | RasPi Zero W |
---|---|---|---|---|---|---|---|
価格[円] | 2,970 | 4,266 | 3,510 | 4,752 | 4,320 | 648 | 1,296 |
一番安いものだと648円でLinuxが動くPCが手に入ると考えると、とても安いですね
また、RasPi3とRasPi Zero WにはBluetoothと無線LANが内蔵なのでわざわざLANケーブルを用意する必要もありません
しかし、HDMIケーブルとモニタ、キーボード、マウスは必要です(最近のバージョンでSSHがデフォルトでOFFになった)
ではRasPiで何をするのかというと、冒頭にあったIoTをするわけでセンサーを繋ぐわけです。
例えば温湿度と気圧を測るセンサーを繋いでデータを取得するとしましょう(下図みたいな感じ)
センサーとRasPiはI2CだろうがSPIだろうがA/Dだろうが好きにしてください(丸投げ)
RasPiは簡単に言うとDebianベースのRaspbianというLinuxが動いているので、Linux関係のソフトを使えるわけです
1分毎にデータを取得してDBに格納してWebページを動的生成なんてお手の物
Linuxさえ使えれば割と簡単に作ることが出来ます(わからないことはGoogle先生が教えてくれる)
こんな感じでRasPiひとつあれはデータが取れてWebページに公開出来ます
あとは入力と出力が何になるかで色んなモノが作れます
例えば、現在時間を入力にして内部データを参照して出力をWebページにすると
現在時刻から高専最寄りのバス停の時間と札幌着時間を出すページ(自前のページでスマン)
とか平日の朝と晩の決まった時間に授業変更をツイートするBOT(こっちも自前でスマン)とか
作れます
どっちのプログラムも処理部はPythonで書いてあってHTMLで吐き出すかツイートするかの違い
RasPi Zero Wなら安くて無線関係もついてるしとりあえず始めてみるには向いてるかもね
そのうちRasPi Zero W買ってなんかやってみるかな~
以上苫小牧高専アドベントカレンダー2017 3日目でした
明日は誰かがやってくれる(かもしれない)
そうそう、去年のアドベントカレンダーの私の時で留年した時に送られてくる「原級留置通知書」載せられなかったからここで載せとくね